# 起運とは
この記事の要点
- 起運(きうん)とは、四柱推命で大運(十年ごとの運の区切り)が始まる年齢のことです。立運(りつうん)とも呼ばれます。
- 起運の年齢は、生まれた日から前後の節入りまでの日数を、「三日を一年」とする古法で換算して求めます。数え方には流派差があります。
- 起運は、大運をいつから読み始めるかを決める起点です。星命の栞は、起運を命式を時間の流れで読むための技術として中立に扱います。
起運とはの結論
起運とは、大運という時間の地図で「歩き始める年齢」を示すものです。人はみな同じ年齢から大運が始まるわけではなく、生まれた日と節入りの位置関係で、開始年齢が変わります。起運を知ると、大運を何歳から読めばよいかが定まります——星命の栞はそう捉えます。大運そのものは 大運とは を参照してください。
起運の求め方(全体像)
[図: 関係図]
起運とは
起運とは、大運が始まる年齢のことです。四柱推命では、生まれてすぐに大運が始まるのではなく、ある年齢からその人の大運(十年ごとの運の巡り)が動き出すと考えます。その開始年齢が起運です。立運という呼び方もします。
大運は、月柱を起点に十年ごとに干支を進めて(順行)または戻して(逆行)作ります。その大運を「何歳から」割り当てるかを決めるのが起運です。したがって起運は、大運を読むための出発点になります。
起運の求め方
起運の年齢は、伝統的に次のように求めます。まず、後述する順行・逆行のどちらで大運が進むかを決めます。次に、生まれた日から、その進む向きに沿った節入り(順行なら次の節、逆行なら前の節)までの日数を数えます。そして、その日数を「三日で一年」とする古法(三日一年)で年齢に換算します。
たとえば、生まれてから向きに沿った節入りまでが九日なら、九÷三で三歳ごろが起運、という具合です。より細かくは、一日を四か月、一時辰(約二時間)を十日に対応させる換算も使われます。ただし、この端数の扱いには流派差があり、数え方によって起運の年齢が一〜二歳ずれることがあります。
順行・逆行との関係
起運を求めるには、大運が進む向き(順行か逆行か)を先に決める必要があります。向きは、生まれ年の干の陰陽と性別の組み合わせで決まります。順行なら次の節入りまで、逆行なら前の節入りまでの日数を数えます。
この向きの決め方と、向きに沿った大運の作り方は 順行・逆行とは で詳しく解説します。起運と順行・逆行は、セットで理解すると分かりやすい関係です。
起運までの時期の読み方
起運の前、つまり最初の大運が始まるまでの時期をどう読むかにも、考え方があります。多くは、その時期を年柱や月柱の影響が強い幼少期として読みます。起運を過ぎると、最初の大運の干支が本格的に働き始める、と考えます。
いずれにせよ、起運は「ここから大運を読み始める」という目印です。命式そのもの(生まれ持った四本の柱)は生涯変わらず、大運はそこに時間の流れとして重なっていきます。命式の全体像は 命式とは を参照してください。
歴史・背景
大運と起運の考え方は、子平法(四柱推命)が命式を時間の流れのなかで読む技法として発展させたものです。生まれ持った命式を静止した地図とすれば、大運はその地図をたどる旅程にあたります。起運は、その旅がいつ始まるかを定めるものです。
「三日を一年」とする換算は、一年(節気で一巡)を人の十年の大運に対応させる古法の一部として整えられてきました。細部の換算や端数処理には流派差があり、星命の栞は確定した事実と伝承を区別して扱います。
古典における解釈
以下は、星命の栞が中核に置く古典にもとづく現代的な要約であり、原文そのものではありません。原文の引用が必要な場合は、末尾の出典の章ページで確認します。
- 『淵海子平』(SRC001)— 月柱を起点に大運を立て、生日から節までの日数で起運を定める子平法の枠組みを示します。
- 『滴天髄』(SRC003)— 命式と運の関係を論じ、時間の流れのなかで日主の強弱がどう変わるかを読む土台になります。
現代における解釈
現代では、命式作成ツールが起運の年齢を自動で計算してくれます。多くのツールは大運の一覧に「何歳から」を添えて表示するため、利用者が三日一年を手計算する場面は減りました。
星命の栞は、起運を機械任せにせず、その意味を知っておくことをすすめます。なぜ人によって大運の開始年齢が違うのか、なぜ端数でツールごとに一歳ずれることがあるのか——起運の仕組みを知れば、そうした違いに戸惑わずに済みます。起運そのものに吉凶はなく、大運を読み始める目印にすぎません。
起運の限界
起運を扱うときの限界は三つあります。第一に、端数の換算に流派差があり、起運の年齢は一〜二歳ずれることがあります。第二に、起運は大運の開始年齢を示すだけで、それ自体が運勢の良し悪しを表すものではありません。第三に、起運の前の時期の読み方にも複数の考え方があります。星命の栞は、これらの限界を伏せずに示します。
なぜ星命の栞は起運をこう説明するのか
起運は、「三日一年」といった換算が出てくるため、難しそうに見えます。星命の栞は、これを暗記すべき呪文ではなく、「大運という旅がいつ始まるかを測る物差し」として説明します。
起運の仕組みを知ると、大運をいつから読めばよいかが自分で確かめられ、ツールごとの小さな差にも納得できます。時間の読みの入り口を平易に手渡すことが、星命の栞の役割だと考えています。
関連概念
よくある質問
Q. 起運とは何ですか?
A. 四柱推命で大運(十年ごとの運の区切り)が始まる年齢のことです。立運とも呼ばれます。
Q. 起運はどうやって求めますか?
A. 進む向き(順行・逆行)を決め、生まれた日からその向きの節入りまでの日数を数え、三日を一年に換算して求めます。
Q. 「三日一年」とは何ですか?
A. 節入りまでの日数を年齢に換算する古法です。三日を一年、一日を約四か月に対応させて起運の年齢を出します。
Q. なぜ人によって起運の年齢が違うのですか?
A. 生まれた日と節入りの位置関係が人ごとに違うためです。節入りに近い生まれほど起運が早くなります。
Q. 起運と順行・逆行はどう関係しますか?
A. 起運を求めるには、先に大運の進む向き(順行・逆行)を決めます。向きによって、数える節入りが次か前かが変わります。
Q. ツールによって起運が一歳違います。
A. 端数の換算に流派差があるためです。どちらかが誤りとは限りません。どの数え方に立っているかを確かめて読みます。
Q. 起運の前はどう読みますか?
A. 多くは、最初の大運が始まるまでを、年柱や月柱の影響が強い幼少期として読みます。読み方には複数の考え方があります。
Q. 起運が早い・遅いに良し悪しはありますか?
A. ありません。起運は大運を読み始める年齢を示すだけで、早い遅いに吉凶はありません。
Q. 起運を過ぎると何が起きますか?
A. 最初の大運の干支が本格的に働き始めると考えます。命式そのものは変わらず、そこに大運が時間の流れとして重なります。
Q. 起運は男女で違いますか?
A. 求め方の向き(順行・逆行)が、生まれ年の干の陰陽と性別の組み合わせで決まります。その結果、起運の年齢が変わることがあります。
Q. 起運は手計算できますか?
A. できます。向きを決め、節入りまでの日数を数えて三日一年で換算すれば求められます。ツールで確認すると確実です。
Q. 起運は命式そのものを変えますか?
A. 変えません。命式(四本の柱)は生涯一定です。起運は、そこへ大運を割り当て始める年齢を示すだけです。
Q. 起運の年齢は数え年ですか満年齢ですか?
A. 流派や表記で扱いが分かれます。ツールの表示がどちらかを確かめると、大運の時期を取り違えずに済みます。
Q. 起運を知ると何が分かりますか?
A. 大運をいつから読み始めればよいかが分かります。時間の流れのなかで命式を読む出発点になります。
Q. 起運の次は何を学べばよいですか?
A. 大運の進む向きを決める 順行・逆行とは、十年ごとの運である 大運とは へ進むのがおすすめです。
まとめ
起運とは、四柱推命で大運が始まる年齢(立運)です。生まれた日から、大運の進む向きに沿った節入りまでの日数を数え、「三日を一年」とする古法で換算して求めます。端数の扱いには流派差があり、起運の年齢は一〜二歳ずれることがあります。
星命の栞は、起運を暗記すべき呪文ではなく、大運という旅がいつ始まるかを測る物差しとして中立に紹介します。起運をつかんだら、順行・逆行、大運へと時間の読みを広げていきましょう。
> 本記事は医療・法律など、重大な人生判断の代替となるものではありません。四柱推命の見立てには流派や版による違いがあり、本記事は確立した枠組みと星命の栞による現代的説明とを区別して記述しています。
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出典・参考資料
- 『淵海子平』(南宋・徐大升/徐升 編とされる)SRC001 ― 大運・起運の立て方を伝える子平法の基礎古典
- 『滴天髄』(京図 撰と伝承/任鉄樵 注『滴天髄闡微』)SRC003 ― 命式と運の関係を論じる理論古典
- 横断参照:中国哲学書電子化計画(CTEXT)等
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化土格(かどかく)とは、甲と己の合によって日主が土に化す化格(化気格)です。命式が土に支えられているとき、日主は土に化したものとして読みます。 - 化木格とは
化木格(かもくかく)とは、丁と壬の合によって日主が木に化す化格(化気格)です。命式が木に支えられているとき、日主は木に化したものとして読みます。 - 化格とは
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化金格(かきんかく)とは、乙と庚の合によって日主が金に化す化格(化気格)です。命式が金に支えられているとき、日主は金に化したものとして読みます。 - 十二支の起源
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- 卯の相性
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卯戌合とは、十二支の卯(う)と戌(いぬ)が結びつく六合の一つで、火の性質を帯びると読む関係です。六合の仕組み、化・冲との関係、吉凶を断定しない読み方まで中立に解説します。 - 卯酉冲とは
卯酉冲とは、十二支の卯(う)と酉(とり)が真向かいで向かい合う六冲の一つです。冲の意味、揺れ・動きの読み方、吉凶を断定しない見方まで中立に解説します。 - 印綬の相性
印綬の相性とは、印綬(日主を生じる、異なる陰陽の星。安定した学び)が日主や他の通変星とどんな関係になるかを読む見方です。助ける・抑えるなどの関係を、優劣ではなく中立に解説します。 - 反吟とは
反吟とは、干支が剋し冲して反するときにあらわれる神殺で、揺れや反転、切り替えに心を向ける働きを表すとされます。求め方、伏吟との違い、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します - 合化とは
合化とは、干合した二つの天干が条件を満たして特定の五行に変わることです。化す条件、化かない場合(合而不化)、干合との違い、吉凶を断定しない読み方まで、四柱推命の基礎として初心者向けに中立に解説します。 - 吊客とは
吊客とは、年支から決まった地支で求める神殺で、別れや節目、距離に心を向ける働きを表すとされます。早見表、喪門との関係、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 咸池とは
咸池とは、三合の沐浴の地で求める神殺で、桃花の古名にあたり、親しみや人を引く縁の働きを表すとされます。早見表、桃花との関係、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 喜神とは
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天厨貴人とは、日干から地支を見て求める貴人系の神殺で、食や健やかさの支えを表すとされます。早見表、流派差、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 天喜とは
天喜とは、年支から紅鸞の冲で求める神殺で、慶びや喜び事、人との縁に親しむ働きを表すとされます。早見表、流派差、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 天官貴人とは
天官貴人とは、日干から地支を見て求める貴人系の神殺で、立場や責任、人から認められる働きを表すとされます。早見表、流派差、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 天徳貴人とは
天徳貴人とは、月支を基準に求める貴人系の神殺で、守りや徳、人からの理解を表すとされます。早見表、月徳貴人との違い、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 天羅地網とは
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寅卯辰方合とは、地支の寅・卯・辰がそろって木(春・東方)のまとまりをつくる方合です。三合との違い、方位・季節の意味、吉凶を断定しない読み方まで中立に解説します。 - 寅申冲とは
寅申冲とは、十二支の寅(とら)と申(さる)が真向かいで向かい合う六冲の一つです。冲の意味、揺れ・動きの読み方、吉凶を断定しない見方まで中立に解説します。 - 寒暖燥湿とは
寒暖燥湿とは、命式を寒暖(温度)と燥湿(乾湿)の二つの軸で見て、気候の傾きを読む考え方です。調候との関係、季節との対応、吉凶を断定しない読み方まで、四柱推命の基礎として中立に解説します。 - 寡宿とは
寡宿とは、年支の三会局から求める神殺で、自立や一人の時間、距離感に親しむ働きを表すとされます。早見表、孤辰との関係、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 専旺格とは
専旺格(せんおうかく)とは、命式が一つの五行に極端に偏り、日主がその強い勢いに従う変格のことです。一行得気格(いちぎょうとっきかく)とも呼ばれます。 - 専旺用神とは
専旺用神(せんおうようじん)とは、一つの五行に極端に偏った命式で、その強い勢いに従って選ぶ用神のことです。逆らわず流れに乗る、という考え方です。 - 将星とは
将星とは、年支や日支の三合局の中心から求める神殺で、まとまりや統率、中心となる働きを表すとされます。早見表での求め方、流派差、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 小耗とは
小耗とは、太歳(年支)から求める神殺で、小さな消耗やこまめな整理に心を向ける働きを表すとされます。早見表、大耗・歳破との関係、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 己土の相性
己土の相性とは、己土(陰の土)が他の干支や五行とどんな関係になるかを、五行の生剋から読む見方です。助ける・抑える・仲間などの関係を、優劣ではなく中立に解説します。 - 巳の相性
巳の相性とは、巳(み・五行では火)が他の十二支や五行とどんな関係になるかを、五行の生剋・合・冲から読む見方です。助ける・抑える・結びつくなどの関係を、優劣ではなく中立に解説します。 - 巳亥冲とは
巳亥冲とは、十二支の巳(み)と亥(い)が真向かいで向かい合う六冲の一つです。冲の意味、揺れ・動きの読み方、吉凶を断定しない見方まで中立に解説します。 - 巳午未方合とは
巳午未方合とは、地支の巳・午・未がそろって火(夏・南方)のまとまりをつくる方合です。三合との違い、方位・季節の意味、吉凶を断定しない読み方まで中立に解説します。 - 巳申合とは
巳申合とは、十二支の巳(み)と申(さる)が結びつく六合の一つで、水の性質を帯びると読む関係です。六合の仕組み、化・冲との関係、吉凶を断定しない読み方まで中立に解説します。 - 巳酉丑三合とは
巳酉丑三合とは、地支の巳・酉・丑がそろって金局(金のまとまり)をつくる三合です。生・旺・墓の仕組み、半合との違い、吉凶を断定しない読み方まで中立に解説します。 - 干合とは
干合とは、十干のうち特定の二つが結びついて働きをまとめる関係のことです。甲己・乙庚など五つの組(五合)、化す五行、合化との違い、吉凶を断定しない読み方まで、四柱推命の基礎として初心者向けに中立に解説し - 干支の剋合とは
干支の剋合とは、干支どうしに働く剋(ぶつかり・抑える力)と合(結びつき・まとめる力)の総称です。天干と地支での違い、両者の関係、吉凶を断定しない読み方まで、四柱推命の基礎として中立に解説します。 - 干支の四柱推命との関係
干支の四柱推命との関係とは、年月日時を干支で表し四つの柱から命式をつくる結びつきです。五行と関係を読む役割まで中立に解説します。 - 干支の基礎
干支の基礎とは、十干と十二支を組み合わせて時間・方位・五行を表す、四柱推命の土台の記号です。命式の言葉としての役割まで中立に解説します。 - 干支の思想
- 年柱とは
- 庚金の相性
庚金の相性とは、庚金(陽の金)が他の干支や五行とどんな関係になるかを、五行の生剋から読む見方です。助ける・抑える・仲間などの関係を、優劣ではなく中立に解説します。 - 従児格とは
従児格(じゅうじかく)とは、日主が弱く根を持たないとき、命式を占める食傷(児)の勢いに従う変格のことです。「児」は日主が生む星(食神・傷官)を指します。 - 従官格とは
従官格(じゅうかんかく)とは、日主が弱く根を持たないとき、命式を占める正官の勢いに従う変格のことです。 - 従強格とは
従強格(じゅうきょうかく)とは、命式が印星と比劫でほぼ占められ、とくに印星が日主を強く生んで、日主が強い勢いに従う変格のことです。 - 従旺格とは
従旺格(じゅうおうかく)とは、命式が比劫(日主と同じ五行)でほぼ占められ、日主が自分の旺んな勢いに従う変格のことです。 - 従格とは
従格(じゅうかく)とは、日主が極端に弱く根を持たないとき、命式を支配する強い勢いに従う変格のことです。日主を助けるのではなく、流れに身をゆだねます。 - 従格用神とは
従格用神(じゅうかくようじん)とは、日主が極端に弱く、他の強い勢いに従う命式で選ぶ用神のことです。日主を支えるのではなく、従う相手の勢いを活かします。 - 従殺格とは
従殺格(じゅうさつかく)とは、日主が弱く根を持たないとき、命式を占める七殺(偏官)の勢いに従う変格のことです。 - 従財格とは
従財格(じゅうざいかく)とは、日主が弱く根を持たないとき、命式を占める財の勢いに従う変格のことです。 - 従革格とは
従革格(じゅうかくかく)とは、金の五行に極端に偏った専旺格(一行得気格)です。日主が庚・辛で、命式が金に満ちている型を指します。 - 忌神とは
忌神(きじん)とは、用神の働きを妨げる五行(または十神)のことです。用神を中心に据えたとき、その用神を弱めたり傷つけたりする役割を担います。 - 戊土の相性
戊土の相性とは、戊土(陽の土)が他の干支や五行とどんな関係になるかを、五行の生剋から読む見方です。助ける・抑える・仲間などの関係を、優劣ではなく中立に解説します。 - 戊癸合とは
戊癸合とは、十干の戊と癸が結びつく干合の一つです。条件が整えば火に化す働き、古典の呼び名「無情の合」、吉凶を断定しない読み方まで、四柱推命の基礎として初心者向けに中立に解説します。 - 戌の相性
戌の相性とは、戌(いぬ・五行では土)が他の十二支や五行とどんな関係になるかを、五行の生剋・合・冲から読む見方です。助ける・抑える・結びつくなどの関係を、優劣ではなく中立に解説します。 - 扶抑用神とは
扶抑用神(ふよくようじん)とは、日主の強弱を基準に選ぶ用神のことです。日主が弱ければ助け(扶)、強ければ抑え(抑)を用神とします。 - 拱禄格とは
- 拱禄格(きょうろくかく)とは、日柱と時柱が、日干の禄(建禄)にあたる支を「はさむ(拱む)」、古典に伝わる格のことです。 - たとえば癸亥日+癸丑時は、亥と丑のあいだに子(癸の禄)をはさみます。五つ - 拱貴格とは
- 拱貴格(きょうきかく)とは、日柱と時柱が、天乙貴人(貴)にあたる支を「はさむ(拱む)」、古典に伝わる格のことです。 - 拱禄格が禄をはさむのに対し、拱貴格は貴人をはさみます。命式に表れていない貴を - 攀鞍とは
攀鞍とは、三合の将星の次の地支で求める神殺で、支度や備え、登り始めに心を向ける働きを表すとされます。早見表、将星・駅馬との関係、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 支合とは
- 文昌貴人とは
文昌貴人とは、日干から地支を見て求める貴人系の神殺で、学びや才知、文に親しむ働きを表すとされます。早見表、流派差、現代では補助として読むことまで、四柱推命の神殺として中立に解説します。 - 方合とは
- 日刃格とは
- 日刃格(にちじんかく)とは、日支が羊刃(刃)にあたる、古典に伝わる格のことです。丙午・戊午・壬子日が代表です。 - 羊刃が日支という、日主のすぐ足元に立つため、日主がとても強くなる型とされます。 - 日座空亡とは
- 日本における四柱推命史
- 日柱とは
- 旬空とは
- 旺衰とは
旺衰とは、命式の五行や日主が季節に対してどれだけ強いか弱いかの状態のことです。旺相休囚死の五段階、月令との関係、身強身弱との違い、吉凶を断定しない読み方まで、四柱推命の基礎として中立に解説します。 - 明治以降の占術受容
- 易の四柱推命との関係
よくある質問
起運とは何ですか?
四柱推命で大運(十年ごとの運の区切り)が始まる年齢のことです。立運とも呼ばれます。
起運はどうやって求めますか?
進む向き(順行・逆行)を決め、生まれた日からその向きの節入りまでの日数を数え、三日を一年に換算して求めます。
「三日一年」とは何ですか?
節入りまでの日数を年齢に換算する古法です。三日を一年、一日を約四か月に対応させて起運の年齢を出します。
なぜ人によって起運の年齢が違うのですか?
生まれた日と節入りの位置関係が人ごとに違うためです。節入りに近い生まれほど起運が早くなります。
起運と順行・逆行はどう関係しますか?
起運を求めるには、先に大運の進む向き(順行・逆行)を決めます。向きによって、数える節入りが次か前かが変わります。
ツールによって起運が一歳違います。
端数の換算に流派差があるためです。どちらかが誤りとは限りません。どの数え方に立っているかを確かめて読みます。
起運の前はどう読みますか?
多くは、最初の大運が始まるまでを、年柱や月柱の影響が強い幼少期として読みます。読み方には複数の考え方があります。
起運が早い・遅いに良し悪しはありますか?
ありません。起運は大運を読み始める年齢を示すだけで、早い遅いに吉凶はありません。
起運を過ぎると何が起きますか?
最初の大運の干支が本格的に働き始めると考えます。命式そのものは変わらず、そこに大運が時間の流れとして重なります。
起運は男女で違いますか?
求め方の向き(順行・逆行)が、生まれ年の干の陰陽と性別の組み合わせで決まります。その結果、起運の年齢が変わることがあります。
起運は手計算できますか?
できます。向きを決め、節入りまでの日数を数えて三日一年で換算すれば求められます。ツールで確認すると確実です。
起運は命式そのものを変えますか?
変えません。命式(四本の柱)は生涯一定です。起運は、そこへ大運を割り当て始める年齢を示すだけです。
起運の年齢は数え年ですか満年齢ですか?
流派や表記で扱いが分かれます。ツールの表示がどちらかを確かめると、大運の時期を取り違えずに済みます。
起運を知ると何が分かりますか?
大運をいつから読み始めればよいかが分かります。時間の流れのなかで命式を読む出発点になります。
起運の次は何を学べばよいですか?
大運の進む向きを決める [順行・逆行とは](/shichu-suimei/kihon/junko-gyakko/)、十年ごとの運である [大運とは](/shichu-suimei/unsei/taiun/) へ進むのがおすすめです。